サービス紹介お客様導入事例

CAFIS Brain

導入先企業様JAPAN AIRLINES日本航空株式会社様

国際線ウェブ予約での不正検知の精度が大きく向上

スムーズな導入で不正取引リスクを極小化

「CAFIS Brain」の導入前、”なりすまし”による不正取引のチェックはマニュアル作業(不正取引のパターンを分析し、疑わしい場合は個々に連絡を入れ確認をする)によるものでした。しかし、導入後は、不正取引の可能性があるオンライン航空券予約をシステマチックに検知できるようになり、不正検知精度の向上による事案発生の未然防止に大いに役立っています。

「CAFIS Brain」を導入した経緯をお聞かせください。

田島 朝一 氏

Web販売部 Web・コールセンター企画グループ
アシスタントマネジャー 田島 朝一 氏

田島氏

近年、ウェブサイトからの航空券予約が増加する傾向にあり、国内線・国際線ともに、クレジットカード決済数も比例して増加していました。これに伴い、他人のクレジットカードを使用したオンライン航空券予約の不正取引も巧妙化し、新たな不正取引手口の対応が急務となってきました。そこで私の所属するWeb販売部で取引先のアクワイヤラ(加盟店契約会社)と協議を重ね、不正検知精度向上や監視強化の対策を講じるようになりました。関連会社であるJALカードの知見を借りるなど、どのような手口でオンライン航空券の不正取引が行われるかを日夜分析するという日々でした。疑わしいと思われるものが見つかると、ひとつひとつマニュアル作業で調べていく。しかし、間違いなく不正取引だという確証を得るまでに至らないケースもありました。もっとも経験の積み重ねで不正取引発見の精度も上がりましたが、より効率的に不正検知の精度を向上させるためには、システムによる監視が必要だと考えるようになりました。

德門 桃 氏

Web販売部 Web・コールセンター企画グループ
主任 德門 桃 氏

德門氏

最初はJALカードの担当者からエクスペリアン社(当時41st Parameter社)の日本オフィスを紹介してもらい、アメリカで実用化されている、オンライン決済の不正検知で実績のあるシステムを取り入れてはどうかという提案がありました。「CAFIS Brain」の母体となるシステムです。ほかにもいくつかの海外製品を検討している中、2014年春ごろにNTTデータがエクスペリアン社の製品をカスタマイズしたものを展開しており、かつ日本語でのサポートをしていることを知ったのです。

田島氏

言語面のサポートもさることながら、「CAFIS Brain」に搭載されているデバイスインサイトという機能にも大変興味がありました。これは同じ端末から不正取引を行うケースを判別してくれるものですが、自社で行ってきた方法と概念が似ています。このシステムを導入すれば、自社で培った方法論をベースに不正検知の精度が向上し、検知業務の効率も高められるのではないかと考えました。

「CAFIS Brain」導入のプロセスにおいて、どのような印象を
お持ちになりましたか?

田島氏

新規でシステムを導入する際、導入作業等で調整事項が多く発生するのではないかと想定していましたが、結論から言うと驚くほどスムーズでした。2014年春の検討開始から、同年7月のテスト利用の開始、弊社とNTTデータによるプレスリリース発表が2015年1月という期間の短さが導入プロセスのスムーズさを物語っていると思います。敢えてひとつだけあげるとすれば、パラメーターの設定調整に苦労したことです。パラメーターとは、不正取引の判定のために使う情報のことです。もっともこれはどの企業が導入する際も、システムの精度を高めるために必要なものではありますが。

德門氏

弊社からNTTデータにパラメーターを送り、仕様を設定していく工程があるのですが、専門性が高く仕様書を読み解くのが難しい。そのような中、開発ベンダーから出てくる大小さまざまな質問をNTTデータにひとつひとつ丁寧に対応していただいた経緯があります。

田島氏

そのほかデータの取り扱いについても、弊社法務部を交えて徹底的に何度も確認を行いました。セキュリティ上、送信データが暗号化されているのは当然ですが、「CAFIS Brain」のシステム内で、情報がどのようにストックされていくのかは懸案事項でした。しかし堅固なセキュリティであることが法務部とも確認が取れ、手間がかかる確認ではありませんでした。弊社で必要な労力というのはその程度で、ほかは驚くほど円滑な導入プロセスだったと思います。

德門氏

加えて申し上げますと、NTTデータは導入後のフォローも大変行き届いています。専門性の高い部分でのサポートはもちろん、エクスペリアン社のレビューを受けたり、機能の定期的なチェックなどアフターケアが大変手厚いです。

導入後、第三者によるオンライン航空券予約の不正取引の発生率は
どのような変化が見られましたか?

田島氏

2015年は、最多だった2012年に比べて多くの不正取引を未然に防止できました。2017年1月現在では、機能的に不正取引を事前検知できるため、実際の不正取引に至るケースはほぼありません。

德門氏

今後は新たな不正取引手口の予測と対策が必要になってくると考えています。今後の展開として、「CAFIS Brain」をより利用しやすくするためのカスタマイズ機能があるといいと思います。たとえば現在、担当者がシステムにログインして、不正取引情報があがってきてないかどうかを定期的にチェックしていますが、その情報が不正取引発生時にタイムリーに連絡が来るようになると、更なる業務の効率化が図れると思います。

田島氏

ツールとしての完成度は非常に高いです。一方、不正取引かどうかの最終判断は、やはりどうしても人を介した作業となります。空港に連絡してクレジットカードの提示を求めるよう促したり、カード会社に連絡して、本人利用なのかどうかを確認したりします。そうした人が関わっている部分がもう少しオートメーション化できるまでに技術が進歩すると、業務の効率化につながっていくと思います。世界の航空業者が集まるIATA(イアタ)という国際団体の会議がありまして、そこで話を聞くと日本の航空業界でのオンライン航空券の不正取引はまだ規模が小さいですが、世界を見渡すと不正被害額も発生件数も比較にならないほど規模が大きい。航空会社によってはフロード・マネジメントを専門に扱う部門もあるほどです。こうした不正取引がいつ日本に及ぶかわかりませんので、システムのグレードは常に最高レベルのものを提供し続けていただけると、安心して長く使い続けることができると考えています。

導入企業様 基本情報

会社名
日本航空株式会社
設立
1951年8月1日
本社所在地
〒140-0002 東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産天王洲ビル
資本金
355,845百万円
代表取締役社長
植木 義晴
事業内容
1. 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業
2. 航空機使用事業
3. その他附帯する又は関連する一切の事業

CAFIS Brainは、
オンライン上のなりすまし不正
検知サービスです。

CAFIS Brain
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