安心、安全な
インターネット取引の実現
クレジットカードの不正利用、
インターネットバンキングでの不正送金。
これらの不正取引を、
CAFIS Brainが検知します。
近年、国内消費者向けEC市場は堅調に拡大し続けており、今後もさらなる拡大が見込まれています。
一方、インターネットでの取引増加に伴い、ネットでの不正取引や不正ログインも増加しつつあります。
こうした状況を受け、クレジットカード利用に関して2015年3月
に「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が発足し、
幅広い関係業界等が協力して消費者の信頼性向上を
図るべく取り組みが進められることになりました。
また、金融庁では、2015年春に「主要行等向けの総合的な
監督指針」及び「金融検査マニュアル」等の一部改正を検討し、
不正なログイン・異常な取引等を検知し、速やかに利用者に
連絡する体制の整備という指針が追加されております。
このように、インターネット取引拡大に伴い、
不正取引や不正ログインへの対応は
企業としてはもちろん、業界として急務となっています。
現在、不正取引や不正アクセスが増えている背景として、不正使用の手口が変化していることが挙げられます。
これまで不正アクセスはサーバーなどデータベースへのハッキングや、組織内部の人間による犯行が主流でした。
そのため、ファイヤーウォールにより侵入を防御する方法や、セキュリティコードワンタイムパスワードなど
本人しか知らないはずの情報を認証に利用することで対策を行っていました。
しかし、現在の不正アクセス被害は、流出などで不正に入手したID・パスワードのリストを使ってログインを試みる
「リスト型攻撃」などの、 “なりすまし”による不正アクセスによるものが大多数です。
また、こうした攻撃では、複数のIPアドレスから時間をおいてログインを試すなど、通常のログインを装い、より巧妙化してきており、従来のセキュリティ対策では“なりすまし”アクセスの防御は困難です。
こうした“なりすまし”を見破るには、アクセスしてきた利用者が使っている
PCやスマートフォンなどの端末情報(デバイス情報)など
複数の情報を確認し、本人からのアクセスなのかどうかを判定することが必要となってきます。
CAFIS Brainは、アクセスしてきた利用者のPCやスマートフォンなどのデバイス情報をはじめとした
多様な情報をチェックすることにより、”なりすまし”による不正取引や不正ログインを検知します。
ECでの不正取引、Webでの不正ログイン、インターネットバンキングなど、
様々なインターネット取引上での不正取引、ログインの検知が可能です。