概要
「CAFIS PastelPort」は、お客さま店舗のPOS端末と「PastelPortセンタ」を直接接続し、クレジットカードはもちろん、デビットカード、プリペイドカード、電子マネーやポイントサービスに加え、訪日外国人旅行者のための各種インバウンド決済などのさまざまな決済機能をご提供するASPサービスです。決済に必要なお客さま店舗のサーバー機能をすべてPastelPortセンタにて実現しておりますので、お客さまがサーバーを設置・運用する必要はありません。また新たな決済手段が登場した場合でも、PastelPortセンタ側にて機能追加をするため、お客さまにてご対応頂く必要はありません。更に、近年のクレジットカード不正被害額の増加、訪日外国人旅行者増加に向けた加盟店さまにおけるセキュリティ対策の強化が必須となっている背景をうけ、加盟店さまのセキュリティ対策(PCI DSS対応)負荷を大幅に軽減する機能もご提供しています。
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PCI DSS 対応負荷軽減
・Point to Point Encryption
PCI DSS の準拠要件項目数
の削減
・トークナイゼーション(※)
カード番号を用いた処理の
PCI DSS 対応の極小化
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豊富なサービスラインナップ
・インバウンド決済
・クレジット・デビット決済
・電子マネー
・プリペイド決済
・ポイントスキーム
・バーコード決済
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安心にご利用頂ける実績
・2センター運用による
BCP/DRに対応
・大量の処理件数を
24時間365日、
長期に渡って安定的に
サービス提供を続ける信頼性
代表的な構成図
クレジット決済における一連の業務フローを記載します。
「CAFIS PastelPort」では、加盟店さまに代わってカード会社さまへの売掛金データとして、売上データの作成・振り分け送信を
行います。また、加盟店さま側で経理上の突合確認のために、売上データと同じ明細データを売上集計データとして還元します。
CAFIS PastelPort のセキュリティ対応
通常のPOS加盟店さまがPCI DSSに対応する場合、PCI DSS 全要件(247項目)に準拠が必要であり、対応負荷が莫大となります。
「CAFIS PastelPort」をご導入頂ければ PCI DSS の準拠要件の247項目が、CAFIS PastelPortの「P2PE(Point to Point Encryption)」
機能により、セルフチェックの33項目まで削減(※)できます。
今後、加盟店さま内にてカード番号を用いた処理が必要となる場合、PCI DSS 対応を極小化する「トークナイゼーション」の提供を
予定しています。
また、お客さまの POS に接続する EMV 対応の PinPad 型リーダーライターをご提供します。
※ SAQ P2PEの前提条件に適合している場合
接続ネットワーク
CAFIS PastelPortセンタに接続する回線は、「お客様の既存ネットワーク(※1)」または「PastelPort IP-VPN」をご用意しており、お客様のネットワーク環境に合わせて、最適な回線をご選択頂くことが可能です。
※1「お客様の既存ネットワーク」の詳細は弊社営業までお問い合わせください。
リーダーライター
P2PE対応リーダーライター(カード番号非保持に対応したリーダーライター)
導入スケジュール
お申込からサービス開始までの標準的なスケジュール(クレジットの場合)
※1 回線のご準備にはお申し込みから敷設まで2カ月程度必要な場合がございます。スケジュールには余裕をもって、ご準備ください。
※2 「売上集計サービス」をファイル転送方式でご採用の場合、ファイル転送の機能試験を実施いたします。
※3 PastelPort®と通信するためのインターフェースであるモジュールを組み込んでいただきます。当モジュールはNTTデータにて
提供させていただきます。