信頼性の強化

お客様センタからの接続回線、中継ネットワーク網、CAFISセンタを2重化

「CAFIS」は、繁忙期には1日に2,500万件を超える決済を処理していることから、サービスが止まってしまうと多数のお客様が取引機会を失うことになります。
CAFISサービスの開始以来、“正確性、継続性、安全性”の向上に取り組んできました。取引量の増大や社会での重要性・環境変化に対応し2 センタ化や複数サーバの設置、マルチキャリア化などの多重化・冗長化を図ることで、通信回線で故障が発生した場合やシステムトラブルが起きた場合、システム更新時、いずれのケースでも正確・安全な決済取引が継続的に行えるよう、常に機能強化・設備増強を進めています。
さらにCAFIS では、クレジットカード会社様や金融機関様の取引状況を日常的に監視し、トラブルを検知した場合は速やかにお知らせし、お客様と一体となって決済取引全体の安定性を高めるよう努めています。 今後も、決済取引全体の安定性を高めることをめざして、最新のネットワーク技術の取込み、新たな回線設備への対応など、ネットワークの強化に取り組んでいきます。

TCP/IP接続回線の2重化

CAFIS センタ間接続、INFOX-LAN、CAFIS PastelPort のTCP/IP 接続回線では、メイン回線のIP 専用線に、バックアップ用の回線を敷設することが可能です。メイン回線やメイン回線用ルータが故障した場合、自動的にバックアップ回線に切り替わります。

TCP/IP接続回線の2重化

中継ネットワーク網、CAFISセンタの2重化

CAFIS の中継ネットワーク網は、マルチキャリア対応によりネットワークの冗長化を実現しています。
また、CAFIS センタは、東京サイトおよび大阪サイトでの2センタ構成となっており、片方のセンタに故障が発生した場合でも、お取引の継続が可能です。
加えて、それぞれのサイト内における複数サーバ構成、サイト間を接続するネットワーク網もマルチキャリア対応となっており、正確・安全な決済取引を継続的に行うことができます。

中継ネットワーク網、CAFISセンタの2重化